デビットカードとは
デビットカードとは、
ネットやお店などでお買い物した時の決済時に使えるカードです。
見た目も使い方もクレジットカードとほぼ一緒です。
クレジットカードとの大きな違いは、買い物=口座から即引き落としだという点です。
デビットの由来は、簿記用語の「借方・かりかた」をdebitと呼ぶところから。
対する「貸方・かしかた」はcreditと呼ばれます。
利用方法はクレジットカードと同じ
お店でお買い物する時→クレジットカードと同じです。
デビットカードをお会計時に出します。
わざわざ「デビットカードで」という必要はありません。
分割の回数を聞かれた場合は「1回で」と答えます。
お会計と同時に口座から料金が引き落とされます。
ネットショッピング時→クレジットカードと同じです。
支払い方法に『デビットカード』という選択肢はありません。
でも、大丈夫!
ネットショッピングでもデビットカードは利用できます。
お支払い方法では『クレジット』を選択しましょう。
カード番号入力→有効期限入力→3桁の番号入力と流れは全く同じです。
デビットカードとクレジットカードの違い
引落日 | 明細 | 口座残金 | 月額払い | ETC | 年齢 | |
デビットカード | 即日 | 個別 | 不足なら 決済不可 | × | × | 16歳~ |
クレジットカード | 翌月以降の支払日 | 1か月分 | 不足でも 決済可能 | 〇 | 〇 | 18歳~ |
デビットカードよりクレジットカードの方が多機能です。
手持ちのお金が無くてもお買い物ができるし、月額料金やETCの支払いもできます。
ポイントや特典なども、クレジットカードの方が充実しています。
クレジットカードがデビットカードに劣る点は、即日引き落しができないただ1点です。
ですが、この即日引き落しというのが大変魅力的なのです。
口座に紐付いているため、通帳に履歴が個々に記帳されます。
そして、通帳残高=リアル残高です。
お小遣い帳が自動でできあがってしまうということなのです。
デビットカードは、
ETCの支払い、月額料金の支払い、公共料金の支払いなどはできません。
動画配信サービスなどの定額料金の支払先には指定できません。
ETCも残高不足ではゲートを通過できません。
デビットカードは、残高不足になった場合に困るサービスには使えません。
残高がなければ利用できない仕組みなので、収入には左右されません。
このため、クレジットカードより作成しやすいとも言えます。
デビットカードがあれば、ネットショッピングで「カード払い」が可能になります。
現金とデビット クレジットとデビット
現金vs.デビットカード
✔ 現金を引き出す手間がなし
✔ お金を持ち歩く必要なし
✔ 代引き料金がかからない
クレジットカードvs.デビットカード
✔ 即日引き落し
✔ 通帳に履歴が個々に残る
✔ カードが作成しやすい
まとめると
●見た目 ーーーークレジットカードと瓜二つ
●利用方法 ーーークレジットカードとまったく同じ
●支払い ーーーー即日口座引き落とし1回払いのみ
●口座残高不足 ー買い物不可
(カードローンなどのサービスと連携させて買い物ができるカードもあります)
●利用不可 ーーーETC、月額料金払い、公共料金の支払いなど
デビットカードの申し込みは銀行で
デビットカードは、銀行口座に紐付いて作成されます。
カードの作成は、口座のある銀行から行います。
クレジット会社は、銀行が扱っている「VISAデビット」「JCBデビット」「Mastercardデビット」のいずれかの中から選択します。
VISAデビット
2023年2月現在、VISAデビットが利用できる銀行です。
各銀行それぞれサービス内容が異なります。
詳細は各銀行のサイトでご確認ください。
JCBデビット
2023年2月現在、JCBデビットが利用できる銀行です。
各銀行それぞれサービス内容が異なります。
詳細は各銀行のサイトでご確認ください。
Mastercardデビット
2023年2月現在、Mastercardデビットが利用できる銀行です。
各銀行それぞれサービス内容が異なります。
詳細は各銀行のサイトでご確認ください。
他にもあるデビット払いができるカード
デビットプリペイド
デビット払いのプリペイドカードもあります。
プリペイドカードに入金した分だけお買い物ができます。
クレジット会社から発行されるプリペイドカードです。
利用方法はデビットカードと同じ=クレジットカードと同じです。
デビットカードとの違いは、口座に紐付かない点です。
口座に紐付かないので、通帳に購入履歴は記載されません。
カードで買い物をすると、利用金額とカード残高がメールにて通知されます。
購入履歴は、作成したプリペイドカードのサイトページなどにある購入履歴で確認します。
口座が必要ないので、銀行以外でも発行されています。
利点は、紛失した時などの被害が、チャージしている分だけですみます。
カードの申し込みは、各サイトの申し込みページからになります。
JCBプリペイド
2023年2月現在、JCBプリペイドが利用できるサービスです。
VISAプリペイド
2023年2月現在、VISAプリペイドが利用できるサービスです。
Mastercardプリペイド
2023年2月現在、Mastercardプリペイドが利用できるサービスです。
デビットプリペイド_例えばANA JCBプリペイド
例えば、ANA JCBプリペイドの場合
ANA JCBプリペイドのサイトページから手続きをします。
後日カードが送られてきたら利用できるようになります。
カードにチャージをすると、その分だけ利用ができます。
ANA JCBプリペイドは30万円までチャージができます。
コンビニでチャージする場合、
レジでカードを出して「チャージ●●円お願いします。」と伝えます。
1回にチャージできる金額は49,000円までです。
それ以上の金額をチャージしたい時は複数回にわけてチャージしなければなりません。
カードの利用明細は、ANA JCBプリペイドの「マイページ」というところで確認ができます。
J-Debit
J-Debitとは、
日本電子決済推進機構(JEPPO)が提供するキャッシュレスサービスです。
●デビットを利用するための手続きは不要。
銀行口座があり、その口座のキャッシュカードがあれば利用ができます。
●代引きの支払いに利用できる。(モール上の加盟店ではできない場合もあります)
取扱い:ヤマト運輸、佐川急便
●利用は店舗購入時のみ。
ネットショッピングには利用できません。
海外では利用できません。
●使える金融機関キャッシュカード 2023年2月現在
銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、信託銀行、農協、漁協など949カ所
●店舗によっては口座の現金が引き出せる
●使えるお店 2023年2月現在
国内18,748店
レジまわりに「J-Debi」のマークがあるかで確認
使える金融機関はコチラ→https://jeppo.jp/banklist/?from=jdebit
使えるお店はコチラ→https://jeppo.jp/shoplist/